「新規オープンのお店だからスタッフを大量採用したい」とか「新しい拠点ができるから1ヶ月後までに30人採用しないといけない」「新事業部ができるから即戦力枠で10名、未経験枠で10名」とか大量に採用しないといけない状況が発生することもあるでしょう。大量採用の場合の募集はどのような方法が効果的なのか考えてみます。通常の募集よりも予算も業務の規模も大きくなるため、応募をたくさん集めること、取りこぼしがないように社内での対応フローをしっかり確定しておきましょう。

採用目標人数から応募目標人数を逆算する

大量募集、大量採用の場合は、何よりもまず応募の総数を集めないことには目標人数に届かない可能性が高くなります

と言うのも、大量に人を募集すればするほど幅広い層が集まるため、全体的に応募者の質は下がります。どの職種でも即戦力となり、完全に納得して採用ができる場合はほんの一握りです。面接に来た層の2割程度でしょう。残りは仮に採用を決めたとしても実際に勤務してもらうまでは、能力などの不安要素がある程度残るのもやむを得ません。

例えばこれまで10人応募がきて5人面接、2人採用という実績がある会社が、同じエリアで20人を1ヶ月以内に採用したいという状況が発生したとします。

これまでの実績から逆算すると20人を一ヶ月で採用するためには、100人応募、50人面接、20人採用という各実数が必要になるわけです。入社して1ヶ月以内に辞める人間の人数も見込んでおかないといけないでしょうから、実際に採用する人数は採用目標人数にプラス1割程度は見ておいたほうがいいかもしれません。加えて前述したように大量募集になればなるほど応募者の質は下がる傾向にありますから、採用率も下がることを見込んで計算で導き出された以上の応募数を確保したいところです

社内調整もしっかりと

そしてこのような大量の応募を集めるためには当然それなりに大きい予算が必要になります。また応募者対応業務・面接にさくリソースがあるのか、どのように採用業務を割り振るのかというのも非常に重要です。

大量募集をして応募が来たのはいいものの、担当者や担当部署の手が回らず、十分な対応ができずせっかく来た応募を取りこぼしてしまうという話も頻繁にあります。

また、最終的な面接に社長や事業部長などの役職者が立ち会うという場合に、スケジュールの確保をしてもらえるのかも大切です。この厳しい採用市場の状況では時間が空くと他社に人材を取られてしまいます。採用する側の都合でスケジュールが合わずに面接日程がなかなか決まらないのは大きなマイナスです。大量募集の場合はあらかじめ内部のすり合わせもしっかり行なっておきましょう。

 

大量募集、大量採用なら WEB求人広告がおすすめ

大量募集、大量採用の場合はWEB求人広告が最もおすすめです。人材紹介、派遣だと時間もコストもかかりすぎます。WEB求人広告であれば、とにかくたくさんの求職者に会うことができるというのが大きなメリットです。求職者の住まいのエリアもWEB広告であれば限定されませんし、年齢や属性も幅広いです。

 

WEB求人広告で大量募集をする際のポイントは、とにかく目立つ位置に掲載することが第一です。当然掲載枠の料金は高くなりますが、短期間で人を集めたい場合は仕方がありません。また、「新規オープン」「オープニングスタッフ」「大量募集」「全員同期の職場です」「事業拡大につき大量採用」などのわかりやすい文言を入れると良いでしょう。また、新事業部や新規オープンの場合は実際の勤務の様子がわかる写真などがないことも多いでしょうから、イメージ画像をどのように設定するのかは広告代理店担当者の腕の見せ所になります。すでに有名な企業だったり他に支店がある場合は使える写真やロゴ、職場風景の写真が用意しやすいので有利であると言えるかもしれません。

 

どの場合でも、やはり有名だったり人気だったりする職場は応募が非常に集まりやすいため、そうではない中小の職場の大量募集・大量採用は、比べられてしまうと不利であることは否めません。ですので、とにかく露出を増やすこと、今入社することのメリットを伝えることが大事です。露出を増やすには1つの求人広告では足りないかもしれません。複数の媒体で露出が多く目立つ上位の掲載枠を使う必要が出てきます。各媒体にどのように予算を割り振るのか、募集期間をどのように設定するのかは会社内及び広告代理店担当者と綿密な打ち合わせをする必要があります。