anはアルバイト求人がメインで掲載されているweb求人広告です。CMや交通広告でも目にしたことがある方が多いかと思います。伝統的に女性をターゲットにしたアルバイト求人ならまず候補に上がる媒体ですが、実際どのような傾向があるのでしょうか。

anはもともとアルバイトニュース

anはもともと紙の求人雑誌の「アルバイトニュース」からスタートしました。2011年ごろまでコンビニなどで有料販売していましたが廃刊となり、現在では「weban」一本になっています。ですので、現在30代以上の方は学生時代に「アルバイトニュース」でバイトを探していた方が多いため、中高年への認知度は土台があります。

女性に強いというのは本当?

anを運営しているパーソルキャリア社が公開しているデータによれば、anの応募者のうち65%が女性であるとされています。確かに女性の方が強いというのは正しそうです。

しかし、これはそもそもアルバイトを探している「非正規雇用希望」の層に女性が多いからという可能性があります。アルバイトを探しているのがなぜ女性が多いかというと、主婦や子育てなどで「曜日時間に融通がきく」「フルでは働けない」という背景があるからです。

ですので、anの応募者に女性が多いからといって「主婦(夫)大歓迎、週5日、1日8時間勤務」というような内容を載せても効果が出ない可能性があります。週2日〜短時間OKというような内容が親和性の高い求人広告媒体といえるのです。逆にいうと、そのような勤務日数が少なく勤務時間が短い正社員採用をしている会社であれば、アルバイト媒体と言われるanでも正社員が採用できる可能性は非常に高いわけです。

Lineバイトはオファーが送れる唯一のアルバイト媒体

anのもう一つの特徴はLineバイトに掲載されることです。「Lineバイトからは全然応募が来なかった」という求人ご担当社様もいらっしゃるかもしれません。同時掲載されるといっても媒体の性質は全く異なります。

anは待ち型の求人広告です。求人広告を掲載したらあとは応募を待つことしかできません。Lineバイトはオファー型の求人広告です。Lineバイトに登録している会員ユーザーに「うちで働きませんか?」というメッセージを送信することができるのです。転職系の媒体だとオファー機能は一般的ですが、オファーを遅れるアルバイト媒体はLineバイトだけです。

そしてLineバイトはスマホユーザーに直接アプローチできるというところが大きいです。スマホのLine上に求人企業からの直接メッセージが届くので見られる可能性が非常に高くなります。

しかしこのLineバイトのオファー機能を使用している求人企業は意外に少ないです。というのも「anに掲載すればLineバイトにも載りますよ」としか説明していない代理店の営業社員が多いのです。これは、オファーを送信できるようにスマホを設定するレクチャーをするのが面倒で、しかもその設定をしなくても一応Lineバイトに求人記事は載っているからというのが理由です。

「Lineバイトはおまけみたいなものなので、応募来たらラッキーですよ!」という営業は多いですが、何も専用の設定をしなくて応募が来たらそれはラッキー以外の何物でもありません。

しっかり必要な設定をして、オファーも送ることができれば、ただ掲載しておくよりは効果が出やすくなります。オファー機能という他にないツールがあるのでanと違う方法論で求人に取り組むことができるのです。

anに掲載できる文字数は比較的少なめ

他のアルバイト系の媒体に比べるとanの記事内の文章量は少ないです。あとは画像の編集(文字を入れたり装飾をつけたり)ができないので、シンプルな掲載内容になります。これは好みなので文字数が多ければいい媒体、画像が派手にできればいい媒体ということはありません。ただシンプルな分、給与条件や素材の写真の腕によって応募数に影響がモロに出るという可能性はあります。

事務職、販売は鉄板の職種

アルバイト、パートを希望する女性の応募者が多いだけあって、オフィス内での事務職や小売店での販売業務は比較的応募が集まりやすい傾向があります。あとは事業所や条件にもよりますが、介護も「他の媒体の応募状況よりはまだマシ」という声はよく聞きます。

男性は応募がないのか

男性の応募がないということは全くありません。と、いうのも飲食店の求人がたくさん掲載されているため、フルタイムで働きたい男性の応募者は多いですし、建築や警備、イベントスタッフなどの現場系の募集もたくさん載っているからです。ブルーカラー系の職種を募集する場合には効果が期待できます。

anは代表的なアルバイト系媒体の一つ

anは媒体の歴史も長く、求人企業の掲載数も多いため、求職者が集まりやすい有名媒体です。アルバイトや少ない日数・短い時間勤務のスタッフを募集する際にはマストな媒体といえます。

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